
解説動画
装置仕様
| マイクロ波出力 | 0.1~5kW |
| 加熱炉サイズ | 幅470mm×奥行き470mm×高さ470mm |
| ターンテーブル | φ400mm |
| その他 | パネルの組み換えでサーモカメラ位置変更 小型ドラム式への換装が可能 |
5kWマイクロ波バッチ式加熱装置の特長
初回実験に最適な小型バッチ式
この装置は比較的小型で、主に初期段階の簡易実験や少量のサンプル処理に適したバッチ式加熱装置です。
短時間かつ省スペースでマイクロ波加熱の検証を行いたい場合に利用されます。
家庭用電子レンジをはるかに超えるパワー
「小型」と聞くとパワーが弱い印象があるかもしれませんが、この装置は最大5kWのマイクロ波出力を持っています。
これは一般的な家庭用電子レンジ(通常0.5kW~1kW程度)とは比較にならないほど強力なパワーであり、より本格的な加熱処理の検討が可能です。
高度な温度測定機能
装置の上部には放射温度計が取り付けられており、炉内のワーク(加熱対象物)の表面温度を測定できます。
ターンテーブルが回転している状態でも測定が可能なので、加熱中の温度変化を正確に把握し、データとして記録することができます。
構成の柔軟性と拡張性
このバッチ式加熱装置の大きな魅力は、その構成を比較的簡単かつ自由に組み替えられる点にあります。
マイクロ波給電口の位置変更: マイクロ波の当て方を変えることで、加熱したい部分をコントロールできます。
炉内の密閉度向上とガス封入: 炉体の密閉度を高めることで、特定のガス雰囲気下での加熱実験も可能です。
回転ドラムの取り付け: ターンテーブルの代わりに小型の回転ドラムを取り付けることもでき、粒状や粉状のワークの加熱撹拌試験などにも対応できます。
活用するメリット
この5kWマイクロ波バッチ式加熱装置のようなテスト装置を活用することで、以下のメリットが得られます。
迅速な検証: 少量サンプルで迅速にマイクロ波加熱の効果を検証できます。
条件の最適化: 出力、加熱時間、搬送方法(必要に応じて)、雰囲気など、様々な加熱条件を細かく設定・変更しながら、最適な加熱プロセスを見つけ出すことができます。
開発コストの削減: 生産ラインに導入する前に、小規模な実験で効果を確認できるため、開発リスクやコストを抑えられます。